沼津市 の 精神科、心療内科
ひろメンタルクリニック

〒410-0801
静岡県沼津市大手町5-11-3
ラピュタービル2F

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こだわり

発達障害やうつなどの気分障害の診療に力を入れて診療しています

小学生から成人までの発達障害に対応しているほか、親御さまのフォローや福祉・教育関係の方々が理解を深められるように尽力しています。今後は休職された方が復職を目指すためのショートケアにも力を入れてまいります。

発達障害の診療について
小学校一年生から成人までの発達障害に対応するほか、親御さまのケアも行います

注意欠如多動性障害(ADHD)や自閉症スペクトラム障害(ASD)など、発達障害の診療に力を入れています。小児科で発達障害を受診されている場合、18歳になるとほかのクリニックを紹介されることが多くありますが、転院によって治療が中断されないように、当院では成人の発達障害にも対応しています。

幼稚園児であれば椅子にじっと座れなくても、周囲の評価は「元気の良い子」「少し落ち着きがない子」です。しかし、小学生になると、座っていられないことで勉強が遅れてしまうなどの問題が出てきます。また、勉強についていけないこと、まわりの常識を理解できないことから、不登校などの2次障害につながる可能性があります。発達障害は早期治療ができれば症状の改善が見込めますので、2次障害の予防のためにも診療に力を入れています。

発達障害のお子さまのいる親御さまのケア
お子さまに対する接し方のアドバイスを行うほか、カウンセリングなどにも応じます

発達障害は従来の精神疾患とは異なり脳の障害によるもので、多動・みんなの常識が分からないなどの特徴があります。周囲から障害について理解が得られなければ、「この子はこれができないからやらせよう」「ほかの子はできているのにこの子はだめだ」など、できないことを強制されてしまったり、否定されてしまったりすることもあります。発達障害のお子さまの2次障害を防ぐためには、親御さまをはじめとする周りの人間の接し方も重要です。

当院ではご相談に来られる親御さまに対して、発達障害のお子さまへの接し方についてアドバイスを行い、また発達障害に関する知識を学ぶ場として、年に数回家族向けの勉強会を開催したりし、ご家族の負担が軽くなるように努めています。また、福祉関係者に向けて講演を行ったり、小中学校の教員が参加する講習会に発達障害に関する項目を入れるように働きかけたり、周囲の理解を深める活動も行っています。ほかにも、親御さまのカウンセリングや相談にも対応し、親子で受診していただくことも可能です。

診療のモットー
先入観を持たず患者さまの話に耳を傾けます

できる限り患者さまの話を遮らずに伺うこと、先入観を持たずに診療することを心掛けています。これは急いで診療しようとするあまり、勝手に診断基準に当てはめて、「あなたはこうでしょ?」と、患者さまの答えを誘導しないためです。また、「こういうことで困っています」と、ご相談に来られるご家族さまが患者さまを追い込んでいるケースもあるので、状況をしっかり把握することに努めます。

このような理由から、初診の方のお話は特にしっかりと伺う必要があるため、30分~60分枠でご予約いただいています。診療時間が5分や10分ですと患者さまの表面しか見ることができず、治療法の選択を間違える可能性があるからです。患者さまご自身が現在困っている症状を隠してしまうケースなどもあるので、じっくりとお話をお聴きします。また、再診の方もゆっくり受診いただけるように予約制にしています。

今後、力を入れていきたいこと
うつ病などの患者さまが、社会復帰していただけるリワークプログラムを行う予定です

うつ病などの気分障害で休職している方のために、半年から1年の期間で復職を目指すリワークプログラムのショートケアを開設したいと考えています。職場の人間関係に傷ついている人であれば、薬の服用やカウンセリングなどの精神療法で症状が改善しても、人間関係が改善されなければ復職が難しい場合も多くあります。自分だけが社会から孤立しているわけではないと認識すること、人との関わりを体験することが、復職前に重要な役割を果たすと考えます。

リワークプログラムでは卓球やウォーキングや体操などの運動を行ったり、アルコール依存症の自助グループで行われるようなグループミーティングや行動の変容のための認知行動療法などをしたりする予定です。また、集中力の持続を目指し1時間塗り絵や様々な作業に没頭していただくなどの作業療法も行います。ルアー作りや絵を描いて過ごしていただくなど、お好きなことに没頭していただければと思っています。

精神科の医師になった理由
どの診療科を選ぶか迷っているときに出会った患者さまがきっかけで精神科を選びました

医師になり専門とする診療科を選ぶ段階になったとき、まずは患者さまの全体を診ることができる科を選ぼうと考えていました。もちろん耳鼻咽喉科の先生が耳・鼻・喉だけを診ているわけではありませんが、部分的な診療よりも全部を診たいと思ったことが一つの理由です。そして具体的な方向を決めかねていたとき、精神科の患者さまを見て「この方々の病理は何だろう」と精神科の疾患に興味を持ったこともあり進路を決めました。

うつ病や統合失調症の患者さまと接する中で、「なぜ社会生活においてうまくいかないのだろう」「できることなら社会に戻してあげたい」という気持ちが強くなりました。社会に適応できない・受け入れてもらえないという方々に寄り添いたいという気持ちが、自分のモチベーションとなり、現在の医療につながっています。